電験勉強!! 送電時の接地
送電時の接地について
高電圧を取り扱う場合の接地と家庭に送る為の電圧を扱う場合の接地では、違うそうです。
超高電圧:187kV以上の場合
直接接地方式・・・メリット:故障時の異常電圧の確率が低く接地が簡易
デメリット:地絡電流が大きく電磁誘導障害が大きい
覚え方
世の中に187kVに耐えうる物が恐らくないので、直接接地と理解すると良いかもです。つまり、抵抗も同じです。もしあれば、雷で発電している時代です。
高電圧:66~154kV以上の場合
抵抗接地方式・・・メリット:地絡電流を抑制でき、通信線への誘導電圧を抑制
デメリット:地絡リレーの検出機能が低下
覚え方
住宅付近を通過するので、もし直接接地していた場合、雨が降って水たまりが出来るとどうなると思いますか
水たまりを歩くと感電します。なので、抵抗を付けることで低い電圧にしています。
家庭への電圧:6.6kV以下
非接地方式・・・・メリット:1線地絡の時のその他の線が上昇する電圧の倍率が高く地絡電流の抑制できる
デメリット:保守管理が難しい
覚え方
抵抗接地と同じで
住宅付近を通過するので、もし直接接地していた場合、雨が降って水たまりが出来るとどうなると思いますか
水たまりを歩くと感電します。なので、非接地にしています。
抵抗接地と非接地は "かなり身近" か "そこまで身近ではないか" で判断すると良いと思います。
街を歩いている際に電柱から抵抗と線が伸びてると怖くないですか。そう考えて街を歩いているのを想像すると非接地が低い電圧の方であることがわかます。